この記事でわかること
毎月の娯楽にかける金額の平均は2万1000円程度という統計データがあります。(総務省統計局より)
平均はわかったけど自分の場合はいくら使っていいの?
そう思った方のために、本記事では「自分が満足するのに必要な娯楽費の上限」を算出する方法を紹介します。
ノンストレスで娯楽の出費を抑えることができるようになりますよ(^^)
以下の手順に沿って進めていきましょう!
- 家計簿の作成
- 月々の出費を「見える化」する
- 自分にとって絶対に欠かせないものをピックアップ
- 特にお金を使う必要がなかったものをピックアップ
それでは詳しく説明していきます。
①家計簿の作成
まずは家計簿の作成からスタートしましょう。
作成方法は以下の投稿を参照ください。
②月々の出費を「見える化」する
作成した家計簿で月々の出費を入力しましょう。
何にいくら使ったのかを「見える化」することで必要な出費と不要だった出費が明らかになります。
これで何にいくら使ったかがはっきり分かりましたね。
③自分にとって絶対に欠かせないものをピックアップ
皆さんは「高所得貧乏」という言葉をご存知でしょうか?
実は年収1,000万円でも貯金がまったく無い人がいます。
一方、年収300万円でも貯金が500万円を超えている人もいます。
金融広報中央委員会が出しているデータ(令和3年)をもとにわかりやすい表を作りました。
2人以上世帯のデータです。
※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」より
世帯年収1000万円以上の人のうち7%(192人中13人)が金融資産保有額100万円未満であることがわかりました。
※金融資産…貯金+投資利益+保険など
一方、世帯年収1000万円の人のうち38%もの人が
1000万円以上の金融資産を所有していることがわかりました。
この差はなんなのでしょうか。
単純に「収入」から「出費」を引いた残りの額が少ないからです。
ですので自分が満足するためには
「何が必要か」
「いくら必要か」
を決めておくことが重要です。
■娯楽の例(月額)
豪華な食事→2万円
習い事→1万円
飲み会→1万円
欲しいものを買う→1〜3万円
旅行→5〜10万円
趣味→ものによるが1〜3万円
美容室→5千円〜1万円
人によりますが贅沢しても本来は月々3万円以内に収まるのではないでしょうか。
旅行も毎月必ず行く人は少ないですし、上記全ての娯楽を毎月コンプリートしていたら飽きてしまいますよね。
家計簿を見直す際は基準となる金額を固定して使いすぎているかどうかを確認してみましょう。
④特にお金を使う必要がなかったものをピックアップ
②の家計簿の例を使ってみましょう。
皆さんはご自分で入力した家計簿を見てください。
不要だった支出をカットする基準は、
なくなっても自分の欲を満たすのにそれほど重要でないものかどうかです。
重要なものをカットすると、それは「我慢」することになってしまうため削減するのは避けましょう。
上記の表をもとに夫婦別に削減方法の例を紹介します。
赤文字部分を削減したい箇所だと仮定して考えてみましょう。
■夫の削減例
■妻の削減例
実際に削減してみると本当に必要なものだけが残ります。
是非やってみてくださいね。きっと3万円以内に収まるのではないでしょうか?
ONE ACTION
「自分にとって欠かせないもの」の金額を算出してみましょう。
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